【黒らっきょう栄養成分<フェニルアラニン>とは】
今回は黒らっきょうに含まれている栄養素である「フェニルアラニン」についてです。
■フェニルアラニン・・・・・・フェニルアラニンとは、必須アミノ酸の一種で、食事から栄養分として摂取しなければならない成分です。肝臓でチロシンに変換され、ノルアドレナリンやドーパミンなどの興奮性の神経伝達物質を作り出します。精神を高揚させ、血圧をあげる作用や、記憶力を高める効果などを持っています。
■フェニルアラニンの効果
①脳機能を高める効果(フェニルアラニンは脳と神経細胞の間で信号を伝達する役割を持つ化学物質の神経伝達物質になる必須アミノ酸です。体内でノルアドレナリンとドーパミンに転換され、神経伝達物質として働きます。気分の落ち込みや無気力を緩和し、精神を高揚させるので、うつ症状の緩和にも効果があるとされています。また、記憶力を向上させる作用があるとされています。)
②鎮痛効果(フェニルアラニンは、痛みを抑える効果があり、人工的に合成されたDL-フェニルアラニンは、鎮静剤として医療現場で利用されています。外傷、骨関節炎、慢性関節リウマチ、腰痛、片頭痛、神経痛、筋肉の痙攣、手術後の痛みなど慢性的な痛みを軽減させます。脳内でモルヒネのような働きをするエンドルフィンの出産と活性を、正常なレベルにまで高めて痛みを抑える効果があります。そして習慣性、毒性がなく、長時間使用しても効果が低下することもありません。フェニルアラニンは繰り返し使うとより効果的に痛みを軽減できるという特徴を持っています。また、抗うつ効果があるため、アスピリンなどの一般的な鎮痛剤が効かない人にも効く場合が多いと言われております。)
■こんな方にオススメ!
「うつ症状がある方」
「記憶力をアップさせたい方」
「肥満気味の方」
「筋肉の痙攣などを起こしやすい方」
フェニルアラニンの含有量ですが・・・
黒らっきょうには100g中20.1mg含有されております。また、生らっきょうには100g中5.6mg含有しており、黒らっきょうの方が多いことがお分かりいただけると思います。
一番身近な「筋肉の痙攣を起こしやすい方」には「一日一粒 黒らっきょう」がオススメです!
いつか書かせて頂きましたが、「うつ症状」の方は専門的なケアをして頂きたいと思います。自分では気づかない(気づいていない方や気づかないようにしている方)ことも少なくないと思いますので、普段から周りにおられる方が気を付けて頂きたいと思います。