【黒らっきょうの栄養成分<チロシン>とは】
今回は黒らっきょうに含まれている栄養素である「チロシン」についてです。
■チロシンとは・・・・・・チロシンは神経伝達物質の原料となり、うつ状態を改善する効果がある非必須アミノ酸の一種です。またチロシンは代謝や自律神経の調整を行う甲状腺ホルモンや髪の毛、皮膚の黒色色素であるメラニンの材料となります。
■チロシンの効果
①うつ症状を改善する効果(チロシンは脳を興奮状態にしてやる気を起こさせるドーパミンや、脳を緊張状態にし集中力を高めるノルアドレナリンの材料となるため、うつ状態の治療に効果があります。ドーパミンやノルアドレナリンが脳内で不足すると、無気力や無関心を引き起こし、うつ病となります。)
②集中力を高める効果
③ストレスをやわらげる効果(チロシンはストレス疲労を緩和する効果があります。人間は強いストレス状態にあると、アドレナリンやノルアドレナリンを消費し、些細なことでも攻撃的に反応するようになります。一国の軍隊の厳しい訓練で、チロシンを摂取した兵士は、摂取していない兵士よりもストレスへの抵抗が強かったということが明らかになっております。)
④白髪を予防する効果(チロシンは、体内でメラニン色素を生成することで黒髪を形成し、白髪を予防します。)
■こんな方にオススメ!
「うつ状態の方」
「集中力を向上させたい方」
「コレステロール値が気になる方」
「白髪を予防したい方」
チロシンの含有量ですが・・・
黒らっきょうには100g中11.3mg含有されております。また、生らっきょうには100g中4.1mg、「黒ニンニク」には4.6mg含有しております。
正直、うつ状態の方は専門的なケアが必要だと思いますが、短期的に集中力を高めたい方や、白髪予防をしたい方には「一日一粒 黒らっきょう」がオススメです!