☆完熟黒らっきょう【考案者。】
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■「黒らっきょう」開発について
もともと「畑の薬」とも呼ばれるほど栄養成分が豊富な、らっきょう。
鳥取県は日本でも有数のらっきょうの産地で、鳥取砂丘で育てられた「砂丘らっきょう」は特産品としても有名です。
らっきょうは加工用途が酢漬けが一般的であり、
生で調理に使う場合は期間が限られてしまいます。
鳥取県がらっきょうの新たな食べ方を模索していたところ、
世間ではニンニクを熟成させた「黒ニンニク」が話題になり始めていました。
らっきょうでも、黒ニンニクと同じような方法で、新たな付加価値のある食品が作れるのではないかと考えました。
その考案者こそが、鳥取県中部総合事務所農林局副主幹 森本 隆義 氏です。
それから森本氏は、様々な試験を行い、研究を重ねた結果
生のらっきょうを90度の高温で2日ほど蒸し焼きにするのがいちばん適した方法だとわかりました。
蒸し焼きにすることで、らっきょう特有の嫌な臭みや辛みが抜けて、
かわりに甘みが際立ちます。
その糖度は50度以上。
食感は、まるでドライフルーツのプルーンのようです。
しかし、黒らっきょうの特長は、単においしくて保存がきくだけではありません。
特筆すべきは、その健康効果です。
らっきょうはそもそも栄養素が豊富な食材ですが、黒らっきょうにすることで、
多くの有効成分が飛躍的に増加すると判明したのです。
【有効成分について。パート1】
に続きます→
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